今日も同じ作業をするのか~
毎回繰り返しのことをするのつまらないな~
同じコトを繰り返すのは正直、ストレスを感じます。
ミスも起こるし、何より面白くない。
しかし、機械は同じ処理をすることがとても得意です。
疲れない。間違えない。
強い味方になります。
自分の作業ノウハウを持った分身を作る。
このモチベーションを持って、ルーティン作業のプログラムを見て行きましょう。
サンプルダウンロード
実際の動きを見るのが一番です。
ダウンロードをして、ボタンをクリックするだけの簡単サンプルを用意しています。
4_繰り返し処理:For ~ Nextを使って連続数字を入力する
変数について
プログラムを作成する中で「定数値」と「変数値」という考え方が必要です。
・定数値とは決まったデータのこと。
例)現実世界だと「生年月日」や「出身地」など変わらないデータ
・変数値とは変更ができるデータのこと。
例)現実世界だと「年齢」や「好きな食べ物」など時によって変更されるデータ
変数値を扱うときには一時的に保管してやる必要があります。
ですので、ここでは変数のことをプログラムの中でデータ(数値、文字)を保管できるハコをイメージしましょう。
変数のハコには型(種類)があるので、変数の型によってハコを選ぶ必要があります。
データと変数の型が違うとエラーが起こるので注意します。
変数の設定方法は Dim 名前 As データの型 になります。
繰り返し処理:For ~ Next
ざっくり言うと繰り返ししたいことをForとNextの間に入れるわけです。
——————プログラム——————
Dim count As Long —①
For count = 1 To 3 —②
MsgBox “こんにちわ“ —③
Next count —④
————————————————-
【解説】
①ここでの変数名はcountです。
②Forを書き出しにして、countに3回ループを回すデータを入力しています。
③繰り返したい処理内容です。
④Nextで閉じてやります。countはなくても良いですが、どの変数でループしているか分かりやすくするために記載すると良いです。
こちらのプログラムを実行すると・・・
「こんにちわ」が三回出てきます。
まとめ
繰り返ししたい処理内容を作って、ループに入れる。
何回繰り返すのかを定めることで、後は機械がルーティン作業をしてくれる。
まるで、自分の分身ができたみたいですね!
簡単なループですが、機械に命令できたことはすごいですよ。
これで、ルーティン作業をどんどん機械に任せていく技がわかりました。