海外では普段お目にかかることが少ない食材に出会います。
楽しみ反面、心配なことのひとつです。
食事だけは毎日摂らないと元気も出ませんし、病気にもかかりやすくなるので重要なことです。
日本のように水道水を飲むのは基本的にNGです。
そこで、私が事前に行ったトレーニングを紹介します。
賞味期限をわざと切らせて食べる。
狙いは2つあります。
1つ目は食あたりシミュレーションをすることです。
どんな時にどんな症状がでて、どのくらいの期間で完治するのかを身を持って理解します。
私は納豆を2週間くらい冷蔵庫に放置させて食べた時に体感しました。
納豆は一定期間をすぎるとよくわからない白いツブツブができたり、カピカピな状態になります。
食後6時間あたりから大ゲリが発生。
ここでも薬なぞ飲みまず自然治癒を待って、様子を見ました。
この経験を積んでおくことで、免疫力がついたと自負しています。
※これは漫画:ドラゴンボールのサイヤ人的発想で「一度、ピンチになってそこを乗り越えるとさらに強くなる」を参考にしています。
2つ目がとても大事です。
これは食べたらやばいと判断ができるようになることです。
明らかに食材がやばいと味・においに異常がでてきます。
特に酸っぱいは危険です。
実際に旅中でその経験は活かされました。
自炊のためにスパゲティーのクリームソースを持ち歩いていたのですが、とある時にクリームソースがサワーソースに変わっていました。
開封したことと+夏の気候で完全に中身が腐っていたのでしょう。
大ゲリの体験から、これは食べたら大変なことになると瞬時に判断して捨てました。
※実は旅に入るとお金の節約との戦いが嫌でも起きます。なので、普段はしない不思議な行動を取ってしまうことが多くなります。
このくらい大丈夫だと思って物事を簡単に見てしまい大きな事故につながりやすいのです。
このトレーニングをしていなければ、もしかしたら軽くみて食べていたかもしれません。
良かったと思います。
硬水を飲みまくる
水問題は深刻です。
無味無臭の特徴があるだけに水だけはコントロールができないことが多いです。
レストランの氷なんて、水道水で作っていることが多いので生水を飲んでいるのと同じです。
日本のような軟水ではなく、硬水(ミネラルたっぷり)の場合だとお腹がゆるくなる可能性も高くなります。
ですので、ここでも事前におなかを鍛えます。
硬水をたくさん飲んでおくことで事前に抵抗力を高めておきます。
もっとも、お腹を壊すのではなく「硬水の味になれる」ほうが大事だったりします。
日本にいる間にミネラルの味を知っておきましょう。
常温で飲むとより一層ミネラルを感じることができるので冷やさないようにするのもおすすめです。
まとめ
私はこの2つを実は楽しんでやっていました。
無理してやる必要は全くありませんし、友達にこの話をすると「アホか」とよく言われました。
しかし、ギリギリのラインを攻めることは意外と面白いです。
実際に砂漠エリアでどうしても水が飲みたくて、ドブ水みたいなものを私は飲みました。
数日経った常温のペットボトルも飲みました。
全く、お腹を壊さなかったのはこのトレーニングをしていたからかもしれません。