勉強は好きですか?

私はそれほど勉強嫌いではなかったですが、苦手な教科はありました。

 

学校のテストで重要なのは主教科。

主教科とは数学・国語・理科・社会・英語になります。

テストの点が良くても、あまりウケのよくないのが副教科。

体育・音楽・美術・家庭科などが副教科にあたります。

 

勉強が好きでしたが、実は副教科が好きだった私が卒業後にわかったことを紹介します。

 

学生時代に副教科が得意だった

学校で副教科の点が高くてもいいことは少ししかありませんでした。

 

周りの反応は

「ムダにすごいね」

とか

「成績(学力)には含まれないのに頑張るんだね」

などどちらかといえばネガティブな意見が多かったです。

 

なぜ副教科が好きだったのか?

やたら私は副教科のテストの点が高かったのは勉強時間をしっかりかけていたからです。

なぜ、勉強が続けられたか。

それには大きな理由が2つありました。

 

1つ目は「楽しかった」

単純にやっていて楽しかったです。

 

主教科の評価判断は”点数”のみ。

一点でも多く採ることが大切になる分野です。

 

しかし副教科は”感覚”や”感情”などの表現的判断が含まれるため、答えが1つではない分野です。

みんな間違いで、みんな正解。のような感じです。

 

人によっていろんな好き・嫌いがあるので共感を受けたり、批判をされたりと千差万別な評価でした。

 

2つ目は「モテたかった」

同性・異性関係なく、人よりも少し目立つと名指しで評価されたのを覚えています。

 

学生のときは異性にモテることが必死だったので、特に体育では気合いをいれて授業を受けていました。

 

 

副教科についてもっと、考察してみる

学生を卒業して、副教科についてしっかり考えてみました。

 

ちなみに私が好きなのは家庭科の授業でした。

料理を作ったり、裁縫をしたりと家庭的な技術を習得できる授業です。

なにより、自分で考えてそれを形にするプロセスが踏める家庭科は私にとってとても魅力的な授業でした。

今はプログラムを作成する自分のルーツはココにあるのではと感じています。

 

テレビで有名になりがちなのは「副教科」を極めた人が多く、

付き合って楽しい人も「副教科」が詳しい人の方が魅力的なことが多いことに気づきました。

 

もちろん、主教科は大事です。

しかし、学校で評価の低かった副教科が大きくなった時に逆転していることはどんな場面でも見受けられます。

 

平均的に良いより、飛び抜けて何か1つが良い方が良いことを歳を重ねて気づきました。

副教科は一芸に繋がりやすい

料理が好きなら、自分のお店を開く料理人を目指したり。

スポーツが好きなら、プロを目指したりトレーナーのようなサポートする人になったり。

音楽が好きなら、クリエイティブな現場やイベントを盛り上げる人になったり。

芸術が好きなら、Webデザイナーや物作りの設計者になったり。

 

好きなものをしっかりやり続けたら、それが自分にとっての強みになるのだと気づきました。

 

自分の将来を考えてみるなら

夢中になれた(点数の高かった)副教科はなんだろう?

やりたいことが見つからない人が思い出したい過去として”副教科”という視点があってもいいはずです。

 

「人生のルーツは小さい時(幼少期)にある」かもしれない。